○介護保険認定業務に係る情報提供に関する事務取扱要綱
平成12年3月31日
訓令甲第10号
(目的)
第1条 この要綱は、七ケ宿町における介護保険の被保険者の心身、環境、医療等の状況に応じた最適な居宅サービス計画又は施設サービス計画の作成及び良質な介護サービスの適正な利用を促進するため、七ケ宿町が要介護認定等を行うに際し取得した情報(以下「情報」という。)を被保険者等に提供する場合の事務処理方法等を定めることを目的とする。
(個人情報保護)
第2条 七ケ宿町は、この要綱を運用する上で、個人に関する情報が前条の目的以外で使用されることのないよう最大限の配慮をしなければならない。
(1) 認定調査票(概況調査、基本調査及び特記事項)
(2) 介護認定審査会資料(一次判定結果等)
(3) 主治医意見書
(4) 介護認定審査会会議録
(1) 対象者を本人とする被保険者(以下「本人」という。)
(2) 本人の配偶者及び3親等内の血族
(3) 本人と居宅介護支援の提供に係る契約を締結し、又は契約の締結を予定している居宅介護支援事業者
(4) 本人と施設サービスの提供に係る契約を締結し、又は契約の締結を予定している介護保険施設
(5) その他町長が適当と認める者
2 前項の規定により決定通知書を交付した場合、速やかに当該申請に係る情報の写しを交付するものとする。ただし、本人の要介護認定等について、仙南地域広域行政事務組合介護認定審査会の審査判定が終了していない場合は、この限りではない。
3 前項の規定により交付する写しの部数は、一の申請につき1部に限るものとする。
(提供を受けた者の遵守事項)
第7条 情報の提供を受けた者は、次の事項を遵守しなければならない。
(1) 提供を受けた情報に係る本人の情報(以下「本人情報」という。)又は本人の親族の情報(以下「親族情報」という。)を第1条の目的以外には使用しないこと。
(2) 本人情報を本人の文書による同意を得ることなく本人以外の者に提供し、又は親族情報を本人の親族の文書による同意を得ることなく当該親族以外の者に提供しないこと。
(4) 提供を受けた情報を厳重に管理し、紛失又は破損しないよう適正な保管に努めるとともに、提供を受けた情報を紛失又は破損したときは、直ちに本人又はその家族に連絡し、その指示に従い善処すること。
(5) 本人との居宅介護支援又は施設サービスの提供に係る契約が終了したとき、その他提供を受けた情報を所持する必要がなくなったときは、速やかに当該情報(複写又は複製したものを含む。)を本人に返還するか又は責任を持って廃棄すること。
(6) 七ケ宿町から提供した情報の提示又は提出若しくは返還を求められたときは、いつでもこれに応じること。
(7) 情報の提供を受けた者の責に帰すべき事由により問題等が生じたときは、責任を持って解決に努めること。
(委任)
第9条 この要綱に定めるもののほか、情報の提供に関し必要な事項は、町長が別に定める。
附則
この告示は、平成12年4月1日から施行する。
附則(令和4年訓令甲第5号)
この訓令は、令和4年4月1日から施行する。