いまから300年ほど前。京都の祇園に、国を傾けるほど色香ただよう「傾城(けいせい)」とも評される美人の芸妓がいました。その芸妓が道ならぬ恋に落ちた山伏とともに、逃れ逃れてたどり着いたのが、横川と白石川の合流点にある森。長旅の果て追手に追いつめられ、白石川の淵に身を投じたという、伝説の地です。山伏森と並んである傾城森。頂上までは、赤い「逢瀬橋」を渡って約20分の距離です。
「おーい!」と呼べば「おーい!」と応えるこだまは、山の神である山彦(やまびこ)が応えた声ともいいます。その名がついた「やまびこ吊り橋」は、長さ120m、高さ20mの東北最大級の吊り橋。吊り橋からは正面に美しい形の不忘山、周りには横川渓谷の紅葉が広がり、秋を満喫できる眺めです。長老湖までのハイキングコースは約15分と軽め。歩くのが苦手という方は、長老湖までドライブを。
紅や黄に染まったブナやナラの木々が周りを囲む、不忘山の南麓にある「長老湖」。ひっそりと澄んだ湖面に、錦繍(きんしゅう)の山並みがうつりこんだ様子は、ずっと眺めていたくなるほどです。長老湖の周りを一周する約1時間の遊歩道では、落ち葉を踏みしめながら散策すれば、木立の向こうにときおり湖の眺めが広がります。
仙台藩の儒学者が、1719年にまとめたとされる地誌『奥羽観迹聞老志』。そのなかにも記録が残るほど、七ヶ宿で古くから食されているのが「そば」です。秋とくれば、新そば。七ヶ宿そば街道沿いにある4軒のそば専門店で味わえます。七ヶ宿産の新そばは、風味よく、香りよし。各店舗それぞれのこだわりが。
その高さ10m。2階滝とも呼ばれる滝は、古くは男滝・女滝とも呼ばれていました。広さ100㎡もある凝灰石でできた滑床が由来といわれる滑津大滝は、「水の郷百選」に選ばれた名瀑であるとともに、紅葉の名所。しぶきをあげて落ちる滝を間近で眺める階段を登り、イチョウの黄葉やもみじの紅葉を存分に堪能できます。近くにある「旬の市七ヶ宿」脇の滝見台から滝と紅葉を見下ろすことも。
キャンプしてみたいけど用具が...現地での準備が...不安なことがあっても大丈夫、スタッフがサポートします!7つのテントサイトから好きなサイトを選べます。夜はBBQや星空観察も楽しめます。普段の生活からちょっと離れた自然の中で外遊びを満喫しませんか?11月上旬までの営業です。