聖観音像
町指定文化財 聖観音像(有形文化財 彫刻)
像高約265cmの巨体であります。この聖観音像は良質のカツラの一木造りであり、その彫刻様式は外来様式の宋朝様式の流れを汲むもので、一木彫成の伝統的な技法を忠実に継承しています。作者は不明でありますが、創られた年代は歴史的な背景や仏像様式からみて15世紀前後と推定され、元禄14年(1701年)には光背等が後補されています。
以前は開発センター裏の八幡館跡下にありましたが、今は無くなった真言宗円蔵寺が別当していました。円蔵寺が無くなった後は関泉寺がその管理をして、昭和28年に現在の地へ脇仏と一緒に移転しました。町内の数少ない彫刻仏像の中では最も古く、学術的にも貴重なものであります。
以前は開発センター裏の八幡館跡下にありましたが、今は無くなった真言宗円蔵寺が別当していました。円蔵寺が無くなった後は関泉寺がその管理をして、昭和28年に現在の地へ脇仏と一緒に移転しました。町内の数少ない彫刻仏像の中では最も古く、学術的にも貴重なものであります。
- 所在地
- 七ケ宿町字大杉19
- お問合せ
- 七ヶ宿町教育委員会
- TEL
- 0224-37-2112
- その他
- 指定年月日/平成5年4月26日