七ヶ宿ダムのほとりに広がる28haの広大な公園は、桜あふれる穴場的なスポット。約3,500本もある桜の樹は、とても見尽くせないほど。満開の桜を背景に写真を撮れば、表情も自然なショットに。園内の「桜の森」や「さくらの丘」は、お弁当を持ってでかけても気持ちのいいところです。パークゴルフ(有料)も楽しめるので、自然のなかでアクティブに過ごしたい人に最適。
長さ120mの東北一の長さを誇る「やまびこ吊り橋」。橋の中央からは、蔵王連峰の南端にあたる不忘山の雄大な姿を望めます。ここは、蔵王を背景にした絶景スポット「みやぎ蔵王三十六景」のひとつ。すがすがしい水音、透き通った水面、芽吹いたばかりの新緑に、ふーっと深呼吸......。高さ20mの吊り橋から見下ろせば、横川渓谷のロケーションが広がり、ちょっとドキドキです!
新緑の山並みが長老湖に映りこんだ景色は、しばらく眺めていたくなるほど。ハイキングにおすすめの遊歩道は、湖を一周する約2kmのコースです。4月下旬~5月には、可憐なカタクリの花を見つけられます。木漏れ日をあびながら、ぶらりてくてく散策すれば、いつもの観光地めぐりとはちょっと気分が変わりそう。アウトドアを楽しみたい人たちの静かなスポットで、心地よい陽気に誘われ散策を。
江戸時代に宿場町として栄えた七ヶ宿街道の現在は、別名で、「七ヶ宿そば街道」。七ヶ宿で古くから親しまれてきたそばにちなんで、七ヶ宿産のそば粉にこだわった、手打ちそばを5店舗で味わえます。昔ながらの老舗、店主自ら育てた無農薬のそば粉を石臼でひいたそば、自家製粉したコシの強いそばなど、店舗によって異なる楽しみも。サクッとした山菜の天ぷらは、ほろ苦い香りと風味が春ならではのお楽しみです。 (今回の写真は「そば吉野屋」です)
春を告げるように4月中旬から5月上旬にかけて、約10万株の水芭蕉がいっせいに咲きそろう湿原地帯、玉ノ木原湿原。宮城と山形との県境、国道113号沿いだから、ドライブの途中に立ち寄りやすいのが魅力です。湿原の周囲には、散策できる木道があるので、さんぽ気分で春の風に吹かれて。水芭蕉の優美な姿を眺めながら、のんびりゆったり歩けば、春の息吹を全身に感じられるはず。
農家の人たちが育てた野菜や果物、山菜等を販売する産直所、「旬の市七ヶ宿」は、国道113号沿い。景勝地、滑津大滝の近くです。食堂では、七ヶ宿源流米を使った「源流米カレー」や、旬を感じる日替わり定食が好評。一方、七ヶ宿ダムを望むロケーション抜群の「道の駅七ヶ宿」では、赤シソが原料の「しっそソフト」や七ヶ宿ダムを模った「七ヶ宿ダム湖カレー」が人気です。