七ヶ宿町の概要
七ヶ宿町の概要
七ヶ宿ダム
七ヶ宿町は蔵王連峰の南麓、宮城県の最南西部に位置し、福島・山形の両県と境界を接し、奥羽山脈の東南斜面の一帯を占め、周囲91kmにおよぶ自然環境に恵まれた町です。町のほぼ中央を東西に白石川が流れ、これに沿うように集落が形成されています。地域の大部分が自然環境に恵まれており、青い空と四方の山々とが美しく調和しています。平成3年10月には「七ヶ宿ダム」が完成し、仙台市を含む県民193万人の水がめを擁する水源の町でもあります。
江戸時代には、奥州と羽州を結ぶ道が「山中七ヶ宿街道」と称され、7つの宿場があったことが町名の由来となっています。
夏には、歴史ある七ヶ宿街道をわらじで歩くイベント「わらじで歩こう七ヶ宿」(8月下旬開催)が開催され、多くの方が参加します。また、冬にはスキーやスノーボードなどのウィンタースポーツなどが楽しめる高原の町。
- 町章
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町名の「七」の字を、平和の使徒・ハトをもって図案化したものです。勢いよく羽ばたく姿に、将来の町の飛躍と発展の願いを込めて表現しています。このデザインは町制施行10周年を記念して、昭和41年9月に制定されました。また町制施行25周年には町民憲章を制定し、さらに公募により町木、町花、町鳥なども制定されるにいたりました。
- 町民憲章
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私たちは、七ケ宿町が、豊かな産業とすぐれた文化をつくりだす活気あふれる町として、ますます発展することを願い、この憲章を定めます。
- 一、健康な心と体で、明るい家庭をつくりましょう。
- 一、進んで学習し、教養をたかめましょう。
- 一、仕事にはげみ、生活の向上をはかりましょう。
- 一、自然を大切にし、美しい環境をととのえましょう。
- 一、力を合わせて、住みよい町をめざしましょう。
(昭和57年9月28日制定)
- 町の鳥 山鳩
- 雌の雉に似るため別名を雉鳩とも言う。多くは里山の樹林地に生息し、猛々しい気性の反面、仲むつまじい習性を持つため、昔から平和の象徴とされている鳥です。
- 町の木 コブシの木
- モクレン科の落葉喬木で、山野に自生しているが鑑賞用にも栽培され、春の初めに葉に先立って芳香のある白色大形の花を咲かす。本町ではマンサクとともに、雪解けの頃一番早く山を賑わせてくれる花木です。
- 町の花 乙女ゆり
- ユリ科の多年草。本町の山野に自生しているが、他にはあまり見ることのできない希少な花として知られている。雄しべは短く葯は黄色で、花弁は美しい淡桃色の花です。